トワイライト・ウォリアーズ観た

ファーストデイだったので、なんかめちゃめちゃタイトルを目にするし観とくかと思って観ました!
お、面白かった…!!

マジで。RRRと張る。
どっちもタフネス!!な映画ですが、RRRは選ばれし特別な者の義務っていう感じのノブレスオブリージュの文脈が感じられるのに対して、トワイライト・ウォリアーズは雑草根性というか、その場所で生活する一構成要素として我武者羅に足掻くという視点の違いを感じました。

どっちもそれぞれの良さがあると思います。RRRの荘厳な挿入歌で雄々しく「見よあの男の姿を」みたいな壮大さで盛り上げる派手さは、伝説の人間の叙事詩みたいなスケールだからこそ出来る盛り上げ方だし。
しかしトワイライト・ウォリアーズの、ただ一人で安心して生きていたいだけ、しかしそれすらも困難で頼れる人も居ない中で、孤独でも必死に足掻いて人間らしく生きようとする主人公の苦労の身近さに私はすっかり食らってしまいました。

前半も頑張れ…頑張れ…と思って観てたし、ホームを手に入れてからは良かったねぇ…良かったねぇ…と思って観てた。マジいい映画…。
そして終わってみて一番好きなのは王九です。こいつ何なの?

というわけで以下ネタバレ感想です。

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怖い話の楽しみ方

この動画の「楽しみ方が分からないもの」という議題の中に「怖い話」が挙げられていて、楽しめる側の意見として想定されるものののひとつとして「安全な場所で他人事と思って楽しめるから」という理由が挙げられていましたが、私は「自分がそういう目に遭っている」と思った上で怖い話を楽しんでいるなあ…と我が身を振り返って思いました。

安全な場所で安全にスリルを楽しむ~とかは結果論に過ぎないと思うんですよ。物語を見ている間の脳内物質の出方は実際にその状況に相対した時と相似しているっていうデータもあるらしいですし。

だから私はですね、
・あと一週間で死ぬって言われたり、
・井戸に落ちた後這い上がろうとしたら下から追ってこられたり、
・住み始めた家がヤバかったり、
・突然目の前の人間がアクロバティックに死んだり、
・死んだはずの人間が何事も無かったかのように部屋の中にいたり、
・自分の足を切り落とす羽目になったり、
・うっかり家族をエグい死なせ方した後現実逃避で布団に潜り込んだり、
・一緒に村や館を訪れた仲間が次々に怪死していったり、
・閉じ込められた建物の中で化け物に追い掛け回されたり、
そういう怪奇現象の数々を「勘弁してくれよお…!」と絶望しながら見るのがイイんだと思うんです。
重なっていく死や破壊を前に、遠からず回ってくる自分の破滅を予期しながら「マジかよぉ…!」と怯えるその時間が…。

こういうこと言うと「なんでわざわざそんな嫌な思いするもの見るの?」とか言われるわけです!
これは鬱作品なんかでもそう!「現実が十分つらいのにお話の中でまでそんな話見たくない」とか!
しかしですよ、現実のその「嫌さ」は果たして足りていると言えるんでしょうか?

あなたは呪われて死期が決定付けられてしまったことがありますか? 出られない場所で〝死〟に追い掛け回されたことは? 家に帰るといつも襖が少しだけ開いていたことは? 人を死なせてしまったことは? 死なせてしまったはずのその人物が次の日何事も無かったかのようにそこにいたことは? 人生のガチの終わりを見た事は…!?

無いでしょ!? そしてそれはこれからあることかもしれないじゃないですか! 殺人鬼に追い掛け回されるかもしれないし災害に遭うかもしれないし呪われるかもしれない! 貞子本人じゃなくても貞子のような何かにエンカウントしないと100パー言い切れますか!? 現実に見えなくても脳が見る可能性だってあります!

だからこれはサウナみたいなもんなんですよ。いつか来るかもしれない本番の前に慣らしておかないと…! 死に…! 破滅に…! 恐怖に…! 絶望に…!

そして見終わった後帰ってきた現実を見回して「あの状況に比べれば天国だな」とポジティブな気持ちを獲得するわけです。辛いもの食べた後だからお水がおいしく感じるねって寸法よ。
いやでもこう書いてしまうとやっぱ安全な場所で他人事として楽しんでるって形容も出来るんですが、ただ見てる間は違うから。
だからバカな若者が調子乗って心霊スポットとか乗り込んで怖い目に遭う話とかも、あんまり主人公たちがバカすぎて一切同情出来ないとなると面白くないんですよね。
「かわいそうだぁ…」と思いながら見るからダメージを受けるし傷つくんであって。
戦争モノとかもそうですよね。感情移入して「どうして主人公はこんな目に」「誰か助けてやってくれぇ…」と思いながら見れてこそ反戦映画足り得るのではないでしょうか。

野火とかすごかったもんね。地獄すぎて「帰らせてくれぇ~!」と思うけど、来なきゃ来ないで国に居場所なんて無いんだろうなと思うし。(津山三十人殺しの犯人は身体上の問題から兵役に落ちたことで差別され村八分に遭いあの犯行に及んだそうな。特にあの当時の風習だった夜這いに誰も応じてくれなくなったことが決定打だったとかなんとか)
どうあがいても地獄という感じで、よく出来た戦争映画は皆そうですが、本当に戦争なんかするもんじゃないなとつくづく思いました。
そう感じられるのもその物語で描かれた世界が本当に悲惨で怖くて辛いからなわけです!
そしてその世界は我々生きとし生けるものの前にいつ現れるか知れない隣人なわけです!

だから他人事としてよりむしろ隣の家が呪怨の家で来月その家に家庭訪問する用事があるぐらいの距離感で入り込んで見てこそ怖い話というのは楽しいんじゃないかと、そういう話でした。

そんなわけで私は洒落怖とか禍話とかの怪談話も大好きです。
オススメのネットで読める・見れる怪談があったら下記に貼ってもらえると喜びます(宣伝)
【苦手な人注意】おすすめ怖い話 | Swampman Generating Park Gate

ところでサイトのデザインを色々弄って変えたんですよ。
おかげでだいぶ見やすくなったなと! 私はやっぱりパッと目に入らないと存在を忘れる傾向にあるのでシンプルかつ情報量が多い方がいいみたいです。
最近放置気味でしたが日記も雑記に名称変更しました。もっと頻度や長さにこだわらず一個一個の記事の内容をペラペラに薄くしていきたいと思います。

改装した

デザインとか色々変えた…!衝動的に…!
もうCSSとかPHPとかようわからんばい!PCで見えるものがスマホだと見えなくなったりお手上げたい!

あと作品ごとにパスワードがかけられるということを知ったので裏ページも廃止です!ちょっとセンシティブなやつはサムネ一覧でぼや~って表示されてるけどパスワード入れたら見れるからよろしくぅ!

K2の絵一枚+漫画三本追加

絵はイラストページ

漫画は
なんか違ったっぽい

バレンタインデー大収穫祭

バレンタインデー師弟チョコ編

貯め過ぎじゃない!?
いや、このサイトは即時性でなくアーカイブ性を売りにしているから…(言い訳)

ここ最近絵の練習で解剖学の本を模写してたおかげで、上手下手を別にして描く際の迷いの短縮にわりと効果を感じたけど、漫画描き始めたら楽しくなっちゃって練習の手がパッタリ止まってしまった。
影分身して練習する自分と創作する自分に分かれたい(夢みたいなこと言ってないでさっさとやりな!)

雑伏SS一本追加

手のひらの自由

映画という燃料投下によって出力!エンディングにはLALALALOVESONGを流してください。
伏木蔵なら状況から普通にこのぐらいの推理はしてみせそうだなと。
陰気な一年ろ組でありスリルとサスペンス好きのちょっと危ない子であり心優しい保健委員であり知的な探偵キャラでもある伏木蔵くん…
忍たま強さランキング最上位であり全身火傷の包帯男であり戦好きの悪い城の忍組頭でありながら子供に優しくお茶目な雑渡さん…
要素の多すぎる二人…ベストコンビ投票一位…雑伏ってミステリー…

忍たま乱太郎~ドクタケ忍者隊最強の軍師~感想

め~~~~~っちゃ面白かったですが!!!!!!????(大興奮)

というわけでネタバレ注意で感想書かせていただきます。

初見感想とかではありません。私は忍たまをジャンルとして嗜んでいるし二次創作小説を数本アップしているしほぼすべての生徒の人となりを把握しています。推しは一年ろ組の伏木蔵くんです。対戦よろしくお願いします(自己紹介)

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SS一本追加

ゆく年くる年

あけましておめでとうございます!
年末年始の診療所クソ忙しい説ということで、大晦日馬車馬のように働く龍太郎と先生の話を書きました。
何だかんだいい年末年始を過ごしている二人。ひとりじゃないって素敵なことね~~~

絵4枚追加

年末なのでサイトに上げてなかった絵をまとめて更新して清算!
これも一つの大掃除といったところでしょうか?
来年はもうちょっと絵が上手くなりたいです!
皆さんよいお年を~




ホールドオーバーズ観た

お久しぶりです。なんか別に仕事が特別忙しくなったというわけでもない気がするのに妙に気忙しく、一切日記を書く気にならずに12月が過ぎていきました。これが師走ってことか…

気付けばもうクリスマスです。メリークリスマス。そしてこのクリスマスに相応しい映画を見ました。『ホールドオーバーズ』なんとアマプラで観れます!まさにこの時期、年末も含む時系列の映画なので今観る映画に超オススメ!

それにしてもめちゃくちゃいい映画だったんですが、あんまり感想が出て来ないですね。というのもロボットドリームズは「でもさあ…!」とか「あのさあ…!」とか、もっとやりようはあったんじゃないかみたいな、でもわかるけど…みたいな引っ掛かりの部分が沢山あったので言いたいことも沢山あったわけなんですけど、ホールドオーバーズに関しては「そうだよね…」の集積で出来上がってるのでもう言うことがないんですよ。ひたすら胸がいっぱいになるだけ。

でもせっかくなんで以下ネタバレ感想注意。

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