夏更新

・溜まっていた絵をあげた
・トップページのイラストがこの暑いのに冬仕様のままだったため夏仕様に変えた
・掲示板をメニューから外した

うっかり春~夏の間サイトを放置してしまいました。
夏真っ只中に来てくれた方、暑苦しいダウンジャケットの龍太郎でお出迎えしてしまいすみませんでした。まあもうそろそろ秋なんですぐまた涼しくなるんですが…ね!

設置してみた掲示板ですが、根本的に私の性格が内向的すぎてコミュニケーション始まりのコミュニケーションツールは持て余すな…と思ったのでメニュー廃止させていただきました。メッセージツールとしては雑記にコメント機能があるので、なんか書いてくれる場合はいずれかの記事に反応いただければ嬉しいです。オススメ動画情報とかありがとうございました…!

ここしばらく画力を上げるためクロッキー帳とお友達になってまして、そしたらわりと向上した実感があって、キャンバスに描き出すまでのハードルも下がってハッピーなんですが、その分過去の絵がドイヒーすぎて耐えられなくなってきました。
最悪サイトには残すとしてもpixivからはそのうち発狂して消すかも。

マジで年々オタクとして融通が利かなくなっていって、原作に対する解釈の細かさがそれが合ってる合ってないに関わらず上がっていく一方、解釈違いの範囲も拡大していくという苦しみがある。
もう己の技術を上げて自分の解釈内に収まる作品の数を少しでも増やしていくしかない。気に入った芸術の好きな部分の応用問題的なものまで自分で考えてネチネチ愛でる気持ち悪いオタクであること自体はどうあっても変わらないと思うし…。

家の引越しが終わった

こまめにポストを見ないために前住居の更新期限であることをちょうど一か月前に知ってから怒涛の家探し、内見、業者への依頼や公的機関の移籍手続き等々を仕事の合間に終え…引越し日から現在数日経ち…ようやく…ようやく落ち着いてきた気がします…達成感…? むしろ虚脱感の方が近い…
今の気分をあらわすBGMとしてはかまいたちの夜の「解決」って感じです…(本当のクライマックスが来る前のぬか喜びBGMじゃん)

この期間に思ったことのメモを箇条書きで書き残しておこう。

・マイナンバーでの転出・転入届めちゃ便利ですね。転出届は役所に行かずネットで完了するし、転入届も書類書かなくてオッケー!電気ガス水道もネットのみで手続きできるし。便利な世の中だ。

・電話もインターネットも元は戦争のために開発されたと思うと不思議な気持ちになります。便利なテクノロジーのことを考えると2001年宇宙の旅で遥かむかし人間の祖先のサルが縄張り争いで初めて武器(死んだ仲間の骨)を使うことを試した結果争いに勝利し、快哉を上げて振り上げた白い骨が、超未来の宇宙船のシルエットに変わるシークエンスをいつも思い出す。人間の文明を進ませるきっかけは常に闘争なのでしょうか? まあどうでもいいか…。我々は宇宙船の中で優雅にジュースを飲んでいれば。

・新居になると共にデスクを電動昇降デスクにしました。ちょうど新生活セールやっててラッキー! この机でテレワークをするようになって数日ですが、既にかなり満足してます。ヤリタクナイヨォ!っていう作業を立ってやることで気持ちに諦めがつくというか、頭を切り替えて集中できる。頭の苦役に体の苦役を追加することで相殺されてバランスがとれるのかもしれません(?)

・デスクの天板サイズが選べたんですが180㎝×80㎝の夢のクソデカ天板にした。やっぱりデスクって広ければ広いほどいいわ。狭さにストレスを感じない。モニター二台+本体も置けるしスピーカーも置けるし本も置けるしペンタブも置けるし仕事用のノートパソコンも置けるしその他細々したものも置ける!ここがワイのサンクチュアリや!

・朝日により目覚める晩を幾度か越し、昨日ロールスクリーンと物干し竿の長物コンビをニトリで買って電車でえっちらおっちら運んできました。運んでくるのもそれなりに大変だったけどそれより取付が大変だった。上を見上げて作業し続けて首が折れるかと思いました。スタンダール症候群なる。でも苦労した甲斐あって、ようやく暗い部屋で朝を迎えられてポケスリの記録もまるで心電図のようにぐっすりを繰り返していましたよ。(それは別によく眠れてはいないのでは?)

・カーテンはハウスダスト発生源と聞いたので遮光ロールスクリーンにしたんですが、不使用時のスッキリ感が段違いでめちゃめちゃいい。白にしたから壁の延長みたいで広く見えるし。

・物干し竿はハンガー掛けのあるやつにしました。風が強い時飛ばされないか不安なのでこの機構は嬉しい。早く洗濯したい。最近天気予報がまったくあてにならないんですが明日晴れるんですか?昨日は雨って言ってたのに?信じていいんでしょうねぇ…

・そういえば引越し日はちょうど他にないぐらい土砂降りで作業員の人に申し訳なかったです。私って雨女なのかな。雪女では確実にあったんですよね。最近北の地に行く機会も無いので自然と発揮される機会も無くなりましたが、行き来してた頃は飛行機が雪のせいで8回くらい欠航したり遅れたり着陸出来なかったりで定刻通り行かないことがザラだったし、バスが運行途中雪で完全に止まってしまい運転手さんにアメをもらって待つということもありました。何かの罰なんでしょうか。

・元の部屋の明け渡し日に時間が空いて微妙にヒマだったので、通ってたジムに初めて昼間の時間帯に行きました。風呂だけ入ったんですが、いつものひっそり粛々とした夜の雰囲気とうってかわってプール終わりの高齢のご婦人たちが繁華街ぐらいの賑やかさでマシンガンのように話しまくってて圧倒されました。完全にネットワークが出来てた。私は異邦人として隅でスン…と湯船に浸かり脱衣所で髪を拭きながらラジオ代わりに耳に入ってくる会話を聞いてたんですが、身の周りで起こった脳卒中の話でめっちゃ盛り上がってて、やっぱあのぐらいの年代(還暦~70ぐらい)になるとどの人も必ず大なり小なり周りで人が死にかけた、または死んだエピソードを豊富に持ってるんだな…って感心しました。不謹慎ですが生活が死に近ければ近いほど話の切迫性が違うので話としては面白くなりますね。そう考えると我々の年代はまだそういうリスクは低いから、いくら身の回りに潜む不穏の気配をかき集めたところで〝詰み〟には遠いぬるま湯ですわ。敬意を払って粛々と夜会員に戻りましょうね…。

・もう来る機会も無いしと思って、ずっと気になってた前居住地の人気のとんかつ屋さんで初めてランチを食べました。ちょっとランチタイムを外してたのですんなり入れた。千円ちょいでキャベツとご飯おかわり可能、とんかつ揚げたての高コスパで人気も納得のおいしさでした。私は食事を味の濃いもの(おかず)と味の薄いもの(主食)をちょうどいい配分で相殺して消していくゲームと思ってるふしがあります。途中でキャベツが無限おかわり可能なシステムと知って、味の薄い側の割合を増やしてキャベツもりもり消費の作戦に切り替えたの楽しかった(楽しかった?)

・初めに欲しいと思ってた冷蔵庫が家族から「高すぎる」「デカすぎる」とダメ出しを食らいまくり、もう少し手ごろなサイズと値段のものを激推しされたり、それが展示品であまりにも安かったのもあって一度は決めかけたもののタッチの差で買われてしまったり、こっちもいいなと迷ったり…といった紆余曲折を経て冷蔵庫選びは混迷を極めていたのですが、一番最初にこれがいいって言ってた機種が展示品により大幅値引きになっている所に出くわしてしまったため運命だと思って買いました。いやね、転入届を出した後にテンション上がってチャリでちょっと遠いアウトレット専門店に冷蔵庫ウォッチングに行ったんですが、そしたら冷蔵庫はこの店舗では扱ってないって言われたんですよ。で、がっかりしながら期待せず覗いた隣の家電量販店にあったんです…一点物の展示品落ち製品が…。もうそんなん私のじゃんね…(?)

・現冷蔵庫が20年以上前のナショナル製クソ古冷蔵庫のため東京都が行っているゼロエミポイント(古い機種から新しめの省エネ家電に買い替えると補助金をくれる神制度)で4万円引きでゲットできました。ありがとう百合子。

・あと買う予定だけどまだ買ってないアイテムはベッドですね。これも永遠に悩んでるけど、組み立てやすい&引越しやすいやつにしようかなと思って。で、これいいなって思ってるベッドフレームが高さ36㎝あるんですよ。収納スペースがあるのは嬉しいけどこの高さで厚いマットレス乗せたら最終的な高さがえらいことになるなと思って。身長的にもベッド高は50㎝ぐらいで抑えておきたいところ。そうなるとニトリでこれいいやんって思ったマットレスが厚さ22cmだったので、それを乗せてしまうと高さ58㎝…うーん…。まあでもそんな変わんないか…? いやでももうちょい低いマットレスもあるからな…。いやそもそもフレームは本当にそれにするのか…?もっといいのがあるんでは…?ていうかフローリングにマットレス+布団直引きで今寝てるんだから何買ったって向上はするのでは…?それはそう…うん…(混迷)

・新居のシャワーが水圧クソ弱くて絶望してたんですが、さっき高水圧をうたってるシャワーヘッド買ってきて替えたら許容範囲になりました。元が弱いから全然圧なくてさざ波のように優しいけど、少なくとも今から冬の凍えを懸念するレベルからは脱して一安心。800円台で安かったし。サンキュー島忠。

・引越しにあたって散財する私を見て、きり丸レベルにドケチの兄から買い物に関する細々した無駄を軽く説教されたんですが、確かに買い物上手ではないかもしれないけど自分で稼いだ金でちょっと使い方ミスるくらいは大目に見てもらいたいものですね。通販でいつも失敗する魔界之小路先生みたいなお茶目さとして見て欲しい。

・今回の引越しマジで兄ちゃんたちに手伝ってもらわないと不可能だったかも。このBIG恩一生忘れません(返せるかは別問題)

・早く落ち着きた~い

『教皇選挙』感想

ポスターのかっこよさと評判、何よりコンセプトの魅力にずっと見たくてウズウズしてた教皇選挙をようやく観てきました!期待通りめ~っちゃ面白かったです!!
日本橋のTOHOで観てきたんですが一番でかいTCXのスクリーンでやってて、バチバチに決まった画とレイフ・ファインズの苦悩する顔をでっかい画面で観れてサイコーでした。お客さんも沢山入ってたな。
関係ないですが夜行ったら周辺の街並みがオシャレすぎてビビった。映画のセットみたいで、そこを花金で浮かれているサラリーマンたちが行き交ってました。チャリで行ったんですけど駐輪場も地下にあって、自転車ごとエレベーターに乗って格納しに行くようになってて景観維持への情熱を感じた。なんかビルの隙間にちっちゃい神社?も点在してて、どこも桜が咲いててキレイだったなあ!

映画のストーリーとしては宣伝されてるまんまで、教皇がいきなり亡くなってしまったから次の教皇を決める選挙を行わなければならない!っていう話です。
コンクラーベというその選挙がまあすごい。情報漏洩や、逆に外界からの影響を遮断するため、各地の枢機卿が選挙会場に泊まり込んで寝ても覚めても選挙に明け暮れる!誰かが2/3以上票を獲得するまで何度でもやり直し!教皇決まるまで帰れま10!
なので自ずと舞台はクローズドサークルの様相を帯びてくるってワケ。まあ雰囲気だけですがね!でもこんなん面白いに決まってますよ!物語っていうのはクローズドサークルものが一番面白いんだから!!

それにしてもこの催しを作品の題材に選んだ制作者のセンスがすばらしいですね。
かつて民主政治の始まりとしてギリシャのポリスで行われていた頃の選挙は市民全員が広場に集い投票する直接選挙制で、直接選挙だけが厳密な本当の民主政治と呼べるが、広い世界に多くの人口が暮らす昨今ではそんなやり方で選挙するのは現実的に不可能、今はほとんどの国が間接選挙制で政治を決定している…というのは政治経済の初めの方で勉強する話ですが、現代にもこんな無骨な選挙制度がこれだけの規模の組織で残っているんですね~。
いや冷静に考えると選挙する枢機卿も選ばれた人間で、ある意味一般信者を代表して集まってるわけだから普通にゴリゴリの間接選挙と言えるのかもしれないですけど。
でも選挙させるのはあくまでサブ的な役割で、そのために任命されてる人たちじゃないですよね?
何より集まった後の決め方が脳筋ですよ。一票一票神に誓って入れて、燃やして、また神に誓って入れて、燃やして、外界には煙の色で決まったかどうか逐一狼煙として知らせて、決まるまでそれを毎日やるという…アナログすぎる。まさに根競ーべ。(すみません、言いたい誘惑に負けました)

しかし伝統の建物、伝統の服、伝統のしきたりで枢機卿団が動く一方で、教会の外の駐車場には普通に最新の車とかバイクが止まってるし、移動は乗り合いバスだし、選挙始まるまでは法衣着た枢機卿が電子タバコ吸ってたりカバーつけたスマホを弄ったりしているチグハグ感が面白い。
古い伝統と新しい文化が融合しているというよりは、もっと消極的な、とっくに肉体と生態は資本主義と文明の波の濁流に遠く流されているけど、精神的な営みはその速度には追い付けないから、遠く流された現在という地点から思い出し思い出し丁寧に〝追いつける頃〟をなぞっている…というような儚さを感じます。
まあその「そこでなら追い付ける」という感覚も、結局は幻想に過ぎないのでしょうが…。

というわけで以下からネタバレ感想です。
この映画はネタバレなしで観た方が絶対にいいのでまだ見てない方は以降読まないでください!!

↓↓↓

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アビリティをラーニングするのは楽しい

さっきアップした漫画でよくあるWEB漫画っぽい見開きビューアを導入したら、ビュンッてページ送りされるのが視覚的にめちゃめちゃ楽しくてお気に入り。
wordpressじゃこういうプラグイン無くて、フリー配布されてるシステム「なんかいい感じのマンガビューア」をダウンロードさせてもらったんだけど、導入も超簡単だったしとてもありがたい。こういうの無償で開発してくれる人偉大すぎ。

ちょっと前にてがろぐってやつを試してみたかったからダウンロードしたFFFTP、FC2はCGIダメってしばらく悪戦苦闘してから知って無駄になったかと思われましたが、思わぬところで再登板の機会が来ました。
私はインターネットオタクのエリートなので小学生の頃にも個人サイトを作ったことがあるのですが、当時とまったく変わらぬUIでFFFTPがファイルサーバーへの転送ソフトとして一強であり続けてることに感動。シンプルに完成されたシステムってかっこいいよね。

思えばリア小の頃は「サイトを作る」ということを試してみたかっただけで、コンテンツはスッカスカの空き家みたいなページしか作れなかったんですが、大人になった今はちゃんと陳列できる中身を作れるようになったと思うと感慨深いものがあります。
しかしそういう「とりあえず試してみたい」と意味もなく手にとってみた無数のオモチャによってラーニングした微々たるアビリティの集積が今できることに繋がっているのかもしれません。

今回漫画描いててようやくちょっとだけ背景を出現させられるようになってきたし。(下はパースを使い表現されたシュールな図)

ASSETSのペンとかもダウンロードして手あたり次第試し過ぎてペンツール欄が大変なことになってる。私の本棚みたくなってる。

〝良い線〟というのが永遠に分からずツールもコロコロ変えてるんですが、今回は「ひもだ丸ペン」をチョイスしました。今までも何回か使ったことある。
丸ペンというだけあって強弱抑えめですがまったくつかないということもなく、きれいな線が引けて、描いてる間は「わりといい感じだ…もうここに永住するか…?」と思ってましたが、今はなんかツルっとしすぎてる気もして、また違うのを試してみようかな…という気持ちです(そうやっていつまでも彷徨うつもりなのか?)

イラストの線は強弱ついてない方が多分いいっぽくて、逆に漫画は無いと画がもたないっぽいが、しかし画風による…という結局答えが出ないみたいな朧げな学びはあるんですが。
それに強弱もただついてればいいってものじゃなくて、しかるべき所が太くしかるべき所が細くなってないぐらいなら一切強弱ついてない方がマシなんだよな多分。

私は別に完璧に美しい絵は描けなくていいので、成立している絵が描きたいのですが…こう…空間とか…一定の感情表現として…しかし破綻しているとノイズになってしまうためなるべく排除したい…奥が深い。

ところでこうして色々何かの修行をしていると「何を目指してるの?〇〇にでもなるの?」とか現実主義的な人には言われてしまったりするのですが、何かを目指して何かをするなんて不純だと思うんですよね。(過激な意見)
今も私の横ではPC新調の際にやってみたくて自作したPCがゲーミング仕様でビカビカ光ってますが、別にゲームする予定でそういう仕様にしたわけじゃないし。だってビカビカ光ってるのってカッコイイから。趣味ってそういうものだから…(組む際に別に性能差は無く「ちょっと高いけど七色に光るメモリ」と「ちょっと安いけど光らない普通のメモリ」があり、前者を選んで「こっちにしてよかった」と言ったら家に来た家族から「なんで?」「安い方がいいでしょ」「意味がわからない」とまったく同意が得られなかったことを思い出しながら)

ホワイトデー漫画一本追加

ホワイトデー師弟

コマの余白を2Pで表示するのを想定したソレで描いてみたので、せっかくだし見開き表示したいな~と調べてみたら、サイトにも見開きビューアを導入できると分かったので導入してみました!
ヒューッ新しいギミックおもろ~!!テンション上がる~!!

日比谷図書文化館に行き、『桜田門外の変』展を見、本を2冊読んだ

ここ最近残業で苦しめられていた仕事が昨日で終わり、翌日の今日は久々に有給をとって、都合のいいことに気温の高い小春日和…。
テレワークで連日夜しか外に出ないヴァンパイアのような生活が続いていたので、外に出て光合成しないと…と思い「図書館 蔵書数」で検索してなんか評価が高かった「日比谷図書文化館」へ電車でGOしてきました。

ワァ~!2点透視図!
さっそく本を見に上へ…と思いましたが、1階の展示フロアで特別展『実録 桜田門外の変』が開催中。

かっこいい…。
チケット500円だしせっかくなので見ていくことにしました。

・井伊直弼がどういう流れで恨まれるに至ったかの解説
・襲撃した18名の名前とその末路
・当時その件について記した書簡
・事件の様子を描いた絵図(いっぱい)
・その他関連資料等

などなどが解説つきで展示されていて見応えがありました。
犯行現場の当時の地図が見られるんですが、普通に地図の中に「日比谷」の文字もあって見てる会場のわりと近所であるため、妙に生々しい。
当時現場にあった木は今もそこに生えてるらしくて、そう考えると木ってスゴイ。

井伊直弼はその場で首級を上げられて亡くなったわけですが、すぐにそれを公表すると混乱を招くためしばらくの間死んだということは幕府によって伏せられていたとか。
しかし白昼の目撃者が大勢いる中での事件であり、当時通信など無くても「そういった事件があった」という情報が全国に伝播するスピードは非常に早かったらしいことが日付入りの記録でわかります。近隣の藩には数日中、遠く離れた藩にも二週間以内にはすっかり知られているという感じ。

時系列の解説はペリーの一度目の来航あたりからされていて、事前にオランダの使節団からペリー来るよって情報を聞いてたのに何の策も講じずに迎えた幕府の体たらくを嘆く書簡なんかが残ってました。
ペリーは将軍と会談したがったけど、徳川斉昭が病気だから出来ないということでまた来るわと言って一度目は一旦帰ったと。出航地から浦賀までペリーが通った海路が図解されてましたが、半年以上かかってて気が遠くなりました。遠路はるばるよくもまあ…それも二回も。飛行機が無いって大変すぎ。(ゆとり感想)

井伊直弼が大老に任命されたのはその後って書いてた気がしますたぶん。なんか派閥があって、とりあえず井伊直弼は攘夷派ではなかったと。
開国したいなら天皇の詔勅もらわないとマズイよって言われてたのですが、天皇は攘夷派であり出してはくれなくて、じゃあもういいとばかりに井伊直弼は詔勅ナシで開国に踏み切っちゃった。
そしてその後一年ぐらいに渡り松田松陰とかの反対派を粛清する「安政の大獄」をやらかす。
これはそれだけ幕府の決断は重いんだと権威を高める狙いがあったそうですが、却って不信感を与える結果となったと。
そして薩摩の攘夷派武士たちが、天皇をコケにしている許せんといきり立ち、なだめる藩主を振り切って脱藩し、18名で江戸まで向かい、決行がわりと延び延びになっての3月3日、事件発生と。雛祭りに起こった事件だったんですね~(日本史を真面目に勉強していなかったことが分かる感心)

それだけホットなニュースだったこともあり色んな画家の書いた桜田門外の変図がありました。
下記は撮影OKだったやつ。

当日は季節外れの雪だった、というのもまた話題性があったんでしょうね。
混乱を伝えるために引きの絵ばかりですが、どの絵もことごとく血なまぐさくて刺激的でした。
また、当時のことを伝えるこうした絵や文章のどれもに、書き手のこう思わせたいという恣意が混じっているということが解説されていてリアルだなあと。
その後図書館の方で呼んだ本に「記憶は思い出せば思い出すほど歪んでいく」とも書いてありましたし、過ぎ去った時点で純粋な現実性を保った過去なんて存在しないんでしょうね。

井伊直弼はその日登城する日で、要するに出勤途中をやられてしまったと。
そういう定例の登城日には江戸城の前では同じように謁見の手続き?を待つ行列が出来ていたという図があって、なんか今で言うと霞が関の通勤ラッシュで定例会議のために会社向かってるとこをテロリストに刺された感じかあ…とやるせなくなってしまいました。
井伊直弼とか松平何某とか重要ポストの人はかなり江戸城の近所に家があったみたいで、井伊邸とか松平邸とか書いてる地図もあったりして、通勤時間は短いに越したことないもんな…とか思ってたら「井伊直弼も真面目に働いてただろうに…」みたいな同情の気持ちになってきた。
でも安政の大獄の粛清により学者などの国にとって貴重な財産となる人材が多く命を落としたとも書いてあってそれはそう…とも思い。
でも犯行のあと出頭した実行犯の供述読むとその辺はあんま関係なく、ひとえに天皇をコケにしたことが許せなかったっぽくて、その辺りを脱藩前上の人間は諫めてたけど効果がなかったという経緯も鑑みると何とも複雑な気持ち。
あと神社にお参りしたら偶然浪人たちが襲撃の相談してるの聞いちゃった女性が松平邸に駆け込んで通報したことで松平家はその日の登城を取りやめて巻き込まれずに済んだみたいな話も書いてあって面白かった。

トータルの感想としては、この頃と今ってわりと近めに地続きなんだなという感じがしました。呼び方とか形態が違うだけで同じことをやってる感がすごい。
最近移民問題が取り沙汰されることが多くなってきているのもあってこの特集なのか?という穿った発想も浮かんだりして。
あと浮世絵がかっこよかったです。やっぱ日本の絵って線の芸術で、漫画の原型もここなんだなと改めて思いました。

そして展示を見てタリーズでカフェオレと甘すぎるケーキを食べて回復した後は図書館フロアへ。
評判通り蔵書数がすごい!いっぱいあるぅ~!そして閲覧ブースもいっぱいある。
「千代田区民専用席」っていう席がいくつかあって「す、座りてぇ~www」と思いました。千代田の民じゃないので無理でした。

面白そうな本が無限にあって目移りしちゃう…。切実に近くに住みたい。
貸出はせず、その場で2冊読んできました。
感想は例の読書アプリに書いた↓
沼門 (swam698) さん – Reads | 読書のSNS&記録アプリ

家だと何だかんだインターネットしてしまうのでやっぱり図書館は捗りますね。
中身の感想もアプリですぐ書いてまとめられるし。
もっと図書館を開拓していこうかな。

というわけでかなり文化的な休日を過ごせました。もっと外に出よう。

バンパイアハンターD観た

リバイバル上映中のバンパイアハンターD観た!!すごかった。(素朴な第一声)
お名前は存じてたんですが初見でした。菊地秀行氏の小説も魔界都市ブルースだけ一冊ぐらい読んだことあるんですが、バンパイアハンターDの方は読んだことなし。

何故観ようと思ったかというと、すごいと言われている作画がどんなものか気になったし、せっかく未見の映画をリバイバル上映してくれてるんだから映画館で見てみたいし、田中秀幸が好きだから…。

ところで唯一読んだ魔界都市ブルースの何かのエピソード、最後まで読んだはずだし面白いと思ったことは確かなんですが、読んだのが結構前のせいなのかおかしなことに内容をまったく思い出せない。秋せつらがとにかく美形だったことしか覚えていない。(秋せつらに実際会った人の感想?)

バンパイアハンターDは映画『メトロポリス』と同じ年に同じ会社(マッドハウス)で制作だったらしいですね。メトロポリスの方はレンタルされた当時観たことがあります。細かい絵が細かく動きすぎていて、子供ながらに作画のやばさを感じた作品でしたが、これと同じ年に制作…? 恐ろしい…。

というわけで以降ネタバレ感想です↓

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読書SNSとな

https://www.reads.jp/u/swam698


読んだ本だけじゃなくて「読みたい」とか「ちょっと開いた」とかその本に関することなら何でも書いてOKという読書バーリトゥードみたいなアプリみたい。
面白そうだったので登録してみました。とりあえずナイルに死すの原作最高、実写映画はカスって書き込んできた(とりあえず壁に落書きするヤンキー?)
思いついたらポンと書けていいかも。続くかは保証できませんが。そもそもこのアプリだってリリースされたばかりで今後も安定運用されていくかまだ未知数だしね。何でもそう…一寸先は闇…だからとりあえずやってみるのさ。(ヒューッ!)

聖人の訃報

さっきX見てたら、二次創作でネタにするほどリスペクトしていた偉人の訃報を知りました。(リスペクトの程度が図りづらい尺度)
引用記事の通りですが、母体と胎児の血液型によって免疫反応により命の危険がある組み合わせになってしまう事があり、その免疫反応を抑制する製剤の元となる貴重な血液型を生まれ持っているのがこの方で、生涯を通してこの方が献血しまくってくれたお陰で延べ240万人の乳児の命が救われたという超超偉人です。

ずっと協力し続けてくれたその徳の高さは勿論のこと、高齢でドクターストップがかかるまで定期的に献血し続けられ、かつ88歳まで大往生するそのフィジカルの強さ。偉大という言葉では形容し切れない…。

天国がもしあるとするのなら、240万人の新しく生まれ来る命を救った魂は一体どれだけの盛大なお迎えが待つことでしょうか。凱旋パレードかもしれない。
一切関わりのない「世の中にそういう人がいる」ということを知っただけの人類Aですが、敬意とともに合掌させていただきます。

↓ネタにした二次創作漫画
ノーマルブラッドユーティリタリアニズム

↓登場2コマ

ああああ!!久々に見ると絵が下手!!
いや貼った2コマは写真見て描いた絵だからわりとマシだけどそれ以外が下手!!

ポジティブに考えるとそれだけ上達しているという事かもしれませんが、今見て下手だと思うものを晒し続けていることにいつか耐えられなくなるかもしれない。
小説だと古い作品の拙さに耐えられなくなったらこっそり修正しちゃえばいいんでシンプルに解決できるんですが…(完全犯罪)
でも絵でも本当に耐えられない人は書き直すんだろうな。単行本化とかで書き直しレベルで修正するあずま先生みたいに…(例えがビッグネームすぎ)

偉人の話の後になんて小さい話だ。

寒くて何もやる気にならなかった

正直昨日「こんなに暖かいのに明日から急にそんな寒くなるわけないでしょ、大げさに言ってるだけ、実際はそこまで下がらない多分」と思っていた。天気予報ってすごいですね。本当にいきなりこんなに寒くなるものなんだ。(地球初めて?)

寒いので寒そうな龍太郎の絵を描きました。あの村の冬は雪も多そうだしハードだろうな…。ホンマ偉いですわ…毎日一人で遠い所までエッホエッホ往診して病気見つけて…。
タイパだのコスパだの以前に自分の利に興味ないので「割に合わない」という状況がダメージにならず滅私奉公の隙間にスローライフ気分すら味わえるのであった。三馬鹿には生まれ変わっても辿り着けない境地である。
ていうか龍太郎ってあの村来てからオヤツとかジュース以外でお金使う事あるのかな?
自分で買ったんだろうなと思われるものが今のところ診療所で食ってたアイスぐらいなんだよな。かわいいね。