| タイトル | 内容 | 連想ワード |
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| 12人の怒れる男 | 一人の少年が殺人罪で起訴された。有罪になれば少年は死刑になる。別室に移動しその判決の是非を問う陪審員の12名。ほぼ全員が有罪に投票する中、無罪に投票した男がたった一人。判決は全員一致しなければ決定しない。長い議論が始まる。 (◆名台詞が多すぎる。面白過ぎる!この世で最も面白い映画かも。面白さには一個の部屋と争い合う人間さえそこにいればいい。「真面目にやれ」と怒れる12人の男の物語、この冷笑の時代にこそ必要なヒューマンドラマですよ。) | シドニー・ルメット・ヘンリー・フォンダ・密室劇・対話劇・倫理・おじさん同士の揉め |
| イニシェリン島の精霊 | 曇ったような景色が印象的な静かで牧歌的な島、そこで何の疑問も抱かず生きていたパードリックは突然親友のコルムに絶交され、自分の人間性や島の環境に向き合うことになる。 (◆ドミニクのことを思うと未だに胸が塞がるような気持ちになる。自由は誰にでも平等にあるわけではない、その中で内心だけが自由、それでもその自由がもたらしてくれるものが解放とも限らない。この監督はスリービルボードといいヤケクソになった人間の姿が好きなんだなと思う) | 閉鎖的・美しい景色・人間関係・親子関係・おじさん同士の揉め |
| トワイライト・ウォリアーズ | タフすぎるし強すぎる人間たちのバトルが面白過ぎるアクション映画。人間ドラマもグッとくるアツい物語で、ヒットしたのも納得。 (◆主人公が必死に生きて自分の居場所で頑張ろうとする様子は千と千尋みたいな健気さある。ラスボスが強すぎて面白い。) | ソイ・チェン・九龍城・バトル・ハイエイトチョコ・叉焼 |
| バンパイアハンターD | 吸血鬼と人間のハーフであるダンピールが吸血鬼と戦う劇場版アニメ。 (◆美しすぎる作画と美しすぎる世界観。その両方に圧倒されている内に美しく物語が閉じる贅沢すぎる作品。) | 川尻善昭・菊地秀行・田中秀幸・不老・寿命の差・SF・ゴシックファンタジー |
| ひつじ探偵団 | 牧場主のジョージは自分のひつじ達を愛し、それぞれに名前をつけ、毎日本を読み聞かせてくれる。ジョージも相手はひつじと分かっているのでまあだいたいぐらいの感じでそういう愛し方をしていたが、羊たちは知能の差はあるものの実際本の内容を理解しミステリーの犯人当てまでして楽しんでいた。そんなジョージがある日突然死んでしまい、死の概念すら怪しかったひつじたちだったがジョージのために不審な死の真相を解き明かそうとする。 (◆すごいしっかりミステリーしてた!アガサクリスティーみたい。ナイブズアウトより真面目。人の描き方も羊の描き方もいい。大好きです。楽しいし、笑えるし、それぞれの登場人物がちゃんと第一印象から意外な変化をしていく。佳作でした。また観るかも) | ミステリー・動物・かわいい・愛 |
| ボーはおそれている | 外の部屋が丸聞こえの治安の悪い街の一角に暮らすボーは、母親から会いに来るよう言われ、飛行機のチケットをとったりするものの色々事情を抱えており一筋縄ではいかない。やめさせてもらおうとするがそれも無理で、色々大変なことになる。 (◆私はかなり笑えました。カフカの小説が好きな人とか、人間においての親による子の出生というものを非情緒的に考えたことのある人にオススメ。あと、絶対に一人で観ること) | アリ・アスター・ホアキンフェニックス・母親・親子関係・抑圧・家父長制・禁欲・精神的去勢 |
| ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ | 全寮制の高校でほとんどの生徒は長期休暇に実家に帰るのに、家庭の事情で帰らせてもらえなくなった一人の生徒。皆から嫌われている教師と共に誰も居ない学び舎で冬休みを過ごす。 (◆しみじみと良い話。ハナム先生が本当に好きになる。欠点はあるけど、大人なんですよ。矜持があるんですよ…。) | アレクサンダー・ペイン・ポール・ジアマッティ・全寮制高校・親子関係・ストア派・友情 |
| マンダロリアンアンドグローグー | マンダロリアンとその若き弟子グローグーは、新共和国からの依頼によりアウター・リムで帝国軍の残党を追っていた…。 (◆この映画の公開をきっかけにディズニープラスでマンダロリアンを一気に前話視聴し、映画を観に行って、無事ドはまりしました。面白い!かっこいい!かわいい!劇場版は満を持して強すぎるマンドーとかわいすぎるグローグーで様々な出会いと戦いを渡り歩きながら固く結ばれた絆で試練に立ち向かっていく「こういうの見たかったんです!いいんですか!?ありがとう!!」の極致という感じで本当によかったです。今まで見た映画の中でトップレベルにIMAXGTとか4DXの甲斐を感じた映像でした。映画料金で体験できるアトラクションといってもいい。なんといっても森シーンが一番好き。これからもずっと一緒にいてねえ!) | SF・異星人・バトル・爆発・かわいい |
| ロボットドリームズ | ズートピアみたいに犬とか色んな動物が人間みたいに振舞うファンタジーな世界でロボットが出てきてかわいい絵柄で、という世界観に油断していた観客は皆、そんな…そんなぁ…!と深く頭を抱えることになる名作。 (◆この映画観てからSeptemberがめちゃめちゃ切ない曲になった。) | パブロ・ベルヘル・友情・愛情・ペット・AI・別れ |
| 国宝 | 極道の家に生まれ、出し物として女形を披露していた喜久雄が、天涯孤独となった後才能を見出され歌舞伎の家に養子に入る。 (◆予想よりずっと俊介と喜久雄の間で実力とか応援したい度的なものが拮抗してて、要するにW主人公みたいな感じなんだと思いますが、そこは喜久雄をバフするか俊介をナーフするかで主人公を中心に一本立てる構造にすべきじゃないですか!?と思いました。だからプロットが大河的になって3時間も使うことになるんじゃないですか!あとお母さんと一緒に観に行ったんですが、私のそういう不満にお母さんも同意しつつ「横浜流星くんはやっぱりイケメンだねえ」「でも監督さんが日本の人じゃないからね、歌舞伎の世界は特殊だから…」とちょっとイマイチな部分を自分も挙げてたのに、大ヒットの評判がいつまでもドンドコ流れてくる頃になると「あの映画観に行ってよかったねえ」としみじみ言うようになっててミーハー!って思いました。) | 歌舞伎・W主人公・NTR・反社・病魔・転落人生 |
| 忍たま乱太郎~ドクタケ忍者隊最強の軍師~ | きり丸と土井先生の絆が主軸に描かれるストーリー。 (◆面白過ぎるしガチ忍術バトルが見応えありすぎる。実力の序列の高い忍者が出張る話なので、中堅忍者とか駆け出し忍者とか忍たま上級生とかとの実力差もしっかり描かれててすごい。昔小説の方を読んだ時はテーマもあってウェットな印象を抱いたんですが、映像化で忍たまアニメの持つカラッとしたドライなギャグとさらっとした優しさがちゃんと乗っかって超名作になってて感動しました。映像化ってこういうことなんだなって) | 藤森雅也・根岸宏樹・友情・バトル・作画・伏木蔵 |
| 教皇選挙 | 教皇が亡くなり、次の教皇を決めるための選挙「コンクラーベ」が開かれる。生真面目な主席枢機卿ローレンスはその管理を任され、役割を全うするため奔走するが、しかし掘れば掘るほどあんまり教皇にふさわしい枢機卿がいないという事実に直面する。 (◆前教皇をほんとに慕ってたことが伺える侵入シーンが好き。愛用の眼鏡を見て生前の優し気な眼差しを思い出して咽び泣いちゃうって、それはもう本当に、本当に大好きだったんじゃん) | エドワード・ベルガー・レイフファインズ・閉鎖空間・ブロマンス・制服・倫理・制度・おじさん同士の揉め |
| 映画ちいかわ 人魚の島のひみつ | 鳥が運んできた「報酬百倍の討伐、グルメでおもてなし」というチラシにつられて海の向こうの島まで迎えの船に乗り大移動するちいかわ達。島の歓待を受けリゾートを満喫するちいかわ達だったが、洞窟の奥できれいな歌声を発する巨大な生物・セイレーンに出会う。追いかけられ一時は死を覚悟するが話し合いの通じる相手で、よそ者と知らず間違えて襲ってしまったと謝罪するセイレーン。自分たちの仲間が島民の誰かに食べられてしまい、その犯人を捜しているのだという。解放され村に戻ったちいかわ達は、島民たちから報酬百倍の話はどうしても討伐してほしい敵がいたためについたウソであること、その敵とはセイレーンであることを知らされる。混乱の中、ちいかわ達は発端である人魚が食べられてしまった理由を調べ、「食べた者は永遠のいのちを手にする」という人魚の伝説に行きあたるのだった。 (◆漫画もアニメも基本1P完結でたまに長編という感じなので、映画という長尺になるとどうなるんだろうと思ったら一本にするとセイレーン編ってこれほど完成度の高い話だったんだと感動しました。歌というギミックがめちゃめちゃ劇場向きで、初めから劇場を想定して描かれたエピソードとのことですがアクション映えするシーンもあり天才すぎる!Xやっててちいかわを読んでない奴なんていないだろと思ったら全くそんなことはなかったのも驚きでした。マングーもそうですけど映画ってやっぱりめちゃめちゃでかい入口たりえるんだなと思ったし、その作品でしっかりどのキャラも好きになれる仕上がりになってるところがすばらしい。キャンプファイヤーのとことかちょっと泣きそうになっちゃった。ちいかわの逡巡とかの「間」がすごい演出になってて、映像化の醍醐味を感じました) | リゾートバイト・ホラー・かわいい・永遠・島二郎 |
| 災 劇場版 | あらゆる場所に色々な人々が生きて暮らす社会で、それぞれの人生があり、その中でいつも誰かが行き詰って閉塞感の中静かに藻掻いている。掴むものを必死に探して。そんな崖の淵に立つような人々の前に、同じ顔をした男がまるで違う人物の像をまとって、まるで初めからそこに居たように周囲に溶け込んで現れ、後には誰かが死ぬ。 (◆いつか爆発しそうな、フラストレーションの溜まった、近づきたくない感じの人々の人生模様がオムニバス形式で延々描かれ、どうなるんだこれは?と思いながら見ていたらそのすべての場所に香川照之が現れ、そういう怪異なのか?いや、生きた人間なのか?と不気味さに眉を顰めながら、どんどん不穏になっていくそれぞれの生活に不安が増していった頃、一気にめちゃめちゃ死ぬ展開はある種のカタルシスすらあり盛り上がってしまいました。面白いです。その周辺の誰を殺すのか、基準は何なのか読み切れない所が怖い!その周辺の誰が死ぬのか分からない!松田龍平のエピソードとかエッ、エエッ!?ってなってかなり印象的でした。ギリギリ足掻いてただけあって悲愴感がやばかった。全体的にこ、これで終わりですかぁ!?という感じで、なんか鬼舞辻無惨みたいな理屈を言い出すので、ちょっとこれは解決編を作ってほしいと思うのですが) | ホラー・ミステリー・妖怪・ヨハン・リーベルト・ハンニバル・レクター・喪黒福造・ユージュアル・サスペクツ |
| 落下の王国 | 入院中の病院で足を骨折した元スタントマンの青年が、腕を骨折した少女に暇つぶしの作り話を披露する。夢中になる少女に、青年は自分のある「望み」を叶えるため、物語の続きと引き換えに少女に手伝わせることを思いつく。 (◆世界遺産を舞台にした映像の美しさがウリだけど、話の美しさの方が心に残る。) | ターセム・シン・幻想の無限性・現実の閉鎖性・努力・友情・勝利 |
